2017年2月14日火曜日

No bike, With music

基本、雨の日も風の日も、夏の暑さにも負けず乗っていますが、雪には勝てず。

そんな感じで、天気予報が雪の日なんかは電車を使う訳ですが、2016年にBluetoothでもハイレゾ相当な高音質対応製品がソニーから出たので買ってみました。


MDR-1000X(左) と MDR-100ABN h.ear on Wireless NC(右)

ま、100ABN のほうはだいぶ前に買ったものなので 1000X を買い増しといった感じです。
100ABN は完全に自宅用、外出では 1000X を使っています。

両方とも収納ケースが付いてきますが、1000Xは平たく大きめ、100ABNはオニギリ型をしています。


中はこんな感じで収納。


1000Xも100ABNも内側に折れ曲がりますがイヤーパッドのロールする角度が違います。


ヘッドバンドの幅は100ABNの方が太い。


イヤーパッドの中身も構造が違っていて、
MDR-1000X


MDR-100ABN


1000Xはフラットですが、100ABNはハウジングのプロテクタが出っ張っています。
このでっぱりがクセ者で、長時間はめていると、これが耳に当たって痛くなります。
装着の仕方によっても変わりますが30分くらいが限界か・・・。
この装着感の悪さも買い増しを決定させた要因のひとつだったりします。

操作部分の比較。
MDR-1000X

1000Xは右側のハウジングをタッチする操作なのでボタン類は左のみ。
左のボタンも幅広なので、意外と押しやすくなっています。
質感は革風で1000Xのほうは高級感が有ります。

MDR-100ABN

一方100ABNは右側のボタンで操作します。
左側のボタンは、小さめなので操作しづらいけれども、操作の必要性が低いノイズキャンセルと電源なので余り気になりません。

左ハウジングの外側には、どちらもNFC。

NFCにwalkmanを接触させた時の反応はどちらも同じような感覚です。


ここからは、外出時に使っている MDR-1000X の使用感について

walkmanとの接続はNSFで簡単接続させるのですが、walkmanの電源が入っていないと反応しません。
かざす前にwalkmanの画面が点灯していることを確認しておく必要が有ります。

逆に、ヘッドホンの電源はwalkmanをかざすことで入ります。
どちらかというと、かざすより接触させたほうが反応は良いですね。
walkmanを接触させに2~3秒でpower on。
Bluetooth connectng には、そこから5秒~10秒ほどかかるかんじです。


walkmanのBluetooth接続は「音質優先」「標準」「接続優先」と3つの再生品質がありますが、音質重視の設定では、けっこう不安定になる状況があります。
特に駅のホームなんかは頻発しますね。
聞くところによるとWi-fiなんかとも干渉するみたいなので、ホームに設置してあるスポットが原因なのかも。
あと、構内放送が大音量で鳴った場合なんかもそうですね。
スピーカー音声も波なのでサイオンの嵐に捲き込まれるのか?

そんな時は、再生品質を変えるのも手ですが、ヘッドホンとwalkmanの距離を近づけてみると改善するかもしれないです。
腰のポケットよりも胸ポケットなんかに入れておくと、干渉による再生不良が和らぎます。
胸ポケットがない場合は短めのネックストラップとか。


1000Xの特徴でもあるアンビエントサウンドですが、思ったより効果は薄いですね。
音量を低めにしないと環境音は聞こえないですし、下げすぎるとノイズをキャンセルしているのか分かりづらいです。
ひょっとするとノイズキャンセリングが自然すぎるのかもしれないですが・・・。

右のハウジングを覆うことで、音楽のボリュームが下がって外部の音を大きくするのですが、切り替えまでに2秒くらい掛かるので、とっさの放送なんかは聞き逃すかもしれません。


タッチの反応は良好ですが、慣れが必要かもしれませんね。
ボリュームを上げたつもりが曲送りをしてみたり、曲送りしたつもりが一時停止してみたり。

はめるたびにヘッドホンの角度が微妙に変わるので初回操作はミスする確率が高くなっているのかも。

収納ケースの裏には小物入れが付いているので、オーディオケーブルなんかを挟んでおけます。


あと収納では、Lは折る、Rは伸ばすと下敷きに書いてありますが、折る方が逆でも、こんな風にすれば入ります。


MDR-100ABNに比べて価格は倍近くしますが、長時間の装着でも疲れにくい絶妙なホールド感とタッチでの操作感は価格以上の満足度があります。

ヘッドホンの使用頻度が高いなら、MDR-1000X がオススメです。

2017年2月2日木曜日

MOTO GPS RADAR LCD 3.0を半年使ってみて

デイトナのバイク用レーダー MOTO GPS RADAR LCD 3.0 を使用し始めて半年ほどが経過しました。
いろいろクセとかが分かってきたので、そのあたりのレビュー。


稼働時間
3時間くらい4時間はもたない感じです。
片道1時間弱の通勤では2日目の帰り半分くらいで切れますかね。

あとにも書きますが、けっこう頻繁に残量チェックをすることになるのですが、電池の切れる間際まで60%表記をします。
なので、残量が60%だからといって安心できません。
逆に、100%じゃなかったらヤバイと思った方が無難です。

残量が40%くらいになるとGPS受信はできなくなります。
こうなると、ほとんどの機能(速度計やコンパス警戒エリアなど)は動作しなくなりますが、GPSの介在しないステルスレーダーや無線受信は有効です。
必要最小限の状態ですね。
ただし、GPSが効かなくなってからから20分弱で、なんの前触れも無く電源がOFFになってしまうので注意が必要。

バッテリー切れしているときに限って取締りしている場面に出くわすって言うのがマーフィーの法則。



使っていて便利だった機能
カーロケ無線は結構便利です。
対向車線を走っていたり、交差点の違う路線の車両にも反応しているので状況判断が必要ですが、夜間にパトランプ消していたり、中型~大型にまぎれて見え辛い場合でも発見し易く思います。

パトカーが目の前を走っているのに数分おきに「接近する緊急車両にご注意・・・」とかは滑稽ですけど。

ただし、白バイには全く反応しないので油断は禁物です。



B+COMとの相性
販売元が違うので仕方が無いといえばそれまでなのですが、B+COMとMOTO GPS RADAR LCD 3.0の相性はカナリ悪いです。
というよりもB+COMの最新ファームウェアが最悪。
そして、サポートは今だ工事中。

同じサインハウスのオーディオトランスミッタとSONYのwalkmanも相性悪い感じです。
walkmanのイヤホン端子はノイズキャンセリング用マイクのために5極プラグになっているので、普通のミニプラグでは接触不良が起き易くなっているのが原因だと思います。
ちょっと配置がズレるだけで音が途切れてしまいます。


音楽を聞きながらレーダーを使用するとなると、切り替えの上手くいかな場面が多く有りました。
音声を伴わない警告表示(駐車取り締まりエリアとか)でも、レーダーのほうにBluetoothの接続を持ってかれるので、わざわざバッテリーチェックをしてBluetoothの接続を終了させるように仕向けないといけません。
何もしないと余裕で「数分」~「次の警告が発生する」まで無音のままになります。
なので、音楽を聴く場合には、本体をポケットやカバンの中に入れて使用するのは余りお勧めできないですね。
タンクバッグの透明なところとか。

どんな警告でも音声が出るように設定した方が切り替わりがはっきりするのかもしれないです。



ま、インカムとの相性さえ良ければ、なかなか良い製品だと思いました。